Newcastleで好きな場所の1つに、博物館があります。
「え~買い物天国の賑やかな町なんでしょ?」と思うなかれ。
街の北部に広大な敷地を持っている、Newcastle大学が管理してて、とても良質。
無料ってのも嬉しいところ。
タダと言っても、展示の種類は多く、素晴らしい内容です。

入口を抜けると、ライオン・ゾウ・カメから小動物まで、動物の剥製が揃ってお出迎え。
タッチパネルのモニターで、各動物をクリックすると説明が表示されます。
館内のいたるところに、このモニターは設置されています。
n4
展示物の説明から、化石の発掘の方法に関するゲームや、色々なクイズなどなど。
恐竜や魚の、体のパーツが分かれたブロックで遊んだり、鳥の鳴き声を聴いたり、
子供と楽しめる要素が沢山。

動物の展示の後は、Newcastle名物、ローマ時代の城壁『ハドリアヌスの長城』。
城壁の一部などから、ローマ時代の生活が垣間見えるかも?
部屋の中央にあるモニターを操作すると、バーチャル版の城壁の一部に、
自分の名前を刻んだ石を加えることもできます。

1階の奥には、天然石や隕石などの石の展示、恐竜とか中生代の動植物の展示。
イギリスの北部海岸は化石の名所?という話を前に聞いたことがあります。
真偽のほどはさておき、なかなか迫力のある化石などを目の当たりにできます。
本物かは分からないけど、触れる展示があるのも良いところ。
レプリカでも、再現された質感に「へ~ほ~」を思わされます。

2階にはプラネタリウム。
上演内容(15~40分)によって値段は異なりますが、£2~3だったような。
部屋自体は小さそうだったので、今回はパスしたけれど、次回は試してみようっと。
n5

プラネタリウムの奥には、ローマ・ギリシャに関する展示もあります。
日本では展示の少ない古代ヨーロッパも、イギリスでは簡単に、そして大量に
見ることが出来る気がする。
なんとも贅沢だなぁ。

2階の展示室に入ると、吹き抜けに展示されている剥製たち。
1階で見る時より、迫力があります。
ウサギとか小動物や鳥が多いのは、なんともイギリスらしい。

2階の奥は、エジプト特集。
1地方都市の博物なんなのに、なんとミイラまであります!

幅広い展示内容に、子供がドキドキするようなゲームが散りばめられてます。
私たちがゆっくり3時間かけて見終わった頃には、制服姿の子供たちが。
SchoolTripで、博物館に来たみたいです。
魚や恐竜の周りを、ぐるぐる回ったり、覗き込んだり、好奇心いっぱい。
私たち大人も十分楽しんだ博物館、子供にも人気のようです。

Great north Museum :Hancock