Newcastleに行ってきました。
去年の2月ぶり?のこの街は、いつ来ても魅力的です。

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昔は工業都市だったというNewcastle。
今でもイギリス北部最大の都市ですが、巨大なショッピングモールが街中にあり、
夜はクラブやバーを巡り、パーティーを楽しむ人たちで溢れています。
サッカーチームが2つあり(近隣にスタジアム3つ!)大きな大学も2つある。

イギリスや英語圏にはNewcastleという地名は数多くあるけど、多分最初の街。
ココに住んでる、スコットランド人のお友達の話だと、
 「イギリス北部には、元々スコティッシュやケルト系の原住民がいたんだけど、
 1~2世紀にローマ軍が攻めてきて作ったのが、最初の城壁。
 ハドリアヌスの城壁も、Newcastleの近くに作られるんだけど、ローマ帝国が
 滅びた後はヴァイキングとか、北欧からの侵入を防ぐのに利用されてきた
 らしい。
 イギリスがノルマン王朝に統一されてから、軍事拠点なのは変わらなくて
 13~14世紀に新しい城壁が築かれた。この新しい城壁の中をNewcastleって
 呼ぶんだよ」だそう。


ヨークと同じく、イギリス東部の海岸から遠くなく、流通に使える大きな河川を
持っていたために、栄えた町です。

ジョージ・ヴィクトリア時代には、地元出身のスティーブンソンが機関車を作り、
アームストロング男爵が重工業の会社を作ったり、造船所が出来て栄えました。
月曜日に行った博物館の、入口?にはアームストロング男爵の銅像が立ってます。
(この人で有名なのはアームストロング砲…『るろうに剣心』を思い出す…)

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(左:ロイヤルシアターの通り。 右:モニュメント)

大きな町だけあって、有名な人も多くいます。
Newcastleの街中で一番目立つのが、monumentという地下鉄の駅のすぐ脇にある
チャールズ・グレイ伯のモニュメント。

誰?と思われる、この方の別名はアール・グレー。(Earlは英語で伯爵)
そう、この方がアールグレーの紅茶の生みの親です。
ジョージ王朝時代に首相になったりしたことがあるけど、詳しいことは余り知らない。
余計な豆知識は、悲劇のプリンセス:ダイアナが遠縁にあたるらしい。へぇ~。

歴史だけで長くなってしまったので、旅行記はまた別に。
to be continued...