2週間ほど前、Jとウーズ川沿いを散歩していた時のこと。
川のほとりに植えてある気の周りを子供たち数人が取り囲んでいるので、何をしているのかJに聞いたところ「Conkerを拾ってるんだよ」とのこと。

Conker:トチの木ですね。トゲトゲした殻の中に、栗のような実が入ってます。
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(写真は後日見つけた実)
Jと歩いた日は子供たちがいっぱいいたので余り探さなかったのですが、その中で見つけた実はまだ白くて固くないものでした。茶色になっていないとダメらしい。

英語の正式名称がHorseChestnut。馬の胸部疾患の治療に使っていたとWikiにはありました。栗みたいだという誤解からChestnutと名付けられたと言いますが、本当に見た目は栗みたい。

Conkersというイギリスの伝統的な遊びをするために子供たちは真剣に、実を探しているんだそう。ゲームは至ってシンプル。
なるべく大きく硬い実を探して、慎重に穴をあけ、紐を通します。その紐を持って2人で、どちらの実の方が固いか、ぶつけ合いをするのだそう。
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Yokoさんのお家にお邪魔した帰りに、ウーズ川の上に浮かぶアイスクリーム屋さんボートを見て、アイスを我慢しながら探したConker。
形の良い2つを持って家に帰ったところ、Jが「GoodGirl」と言って褒めてくれました。棒とか咥えて戻ってきた犬みたい。

子供は自分のConkerに名前を付けると言っていたので、私が速攻「William」と言ったら、「Typical」だと言われてしまいました。
William the Conqueror(イギリス王のウィリアム1世)から。征服者という意味のConquerorとConkerの発音が似てることから、よく使われるジョーク。
仕方がないのでGoodQueenLizです。